明けましておめでとうございます。東日本大震災が発生してもうすぐ5年。震災を教訓に日本の社会システム自体の変革が必要ではないか、安全・安心な社会はどうあるべきかを模索し、社会構造自体の改革議論もあり、多くの国民は改革を期待したはずですが、さて現実は? 民主党政権から自民党政権に戻り、原発が再稼働し、少子高齢化の進行、非正規雇用の増大、格差の拡大、さらには戦争法案の成立、沖縄辺野古基地移設工事の強行、世界的なテロの頻発等、戦後70年目にも関わらず時代が後戻りし、生活不安・危険性がむしろ増したのではないかと思ってしまいます。今年は歴史に残る大事件の発生がなく、もう一度、安全・安心な社会を考え直す一年でありたいと願います。選挙年齢が下がって18、19歳の若者が参加する参議院選挙も予定されています。若い世代の中に改めて民主主義を考え行動しようとする動きがあります。平成の若者に期待しつつ、大正、昭和の若者も頑張りましょう。
小論文
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