判例勉強会
太平洋法律事務所では3週に一度、最新の判例について勉強会を開き、常に最新の知識を吸収し、研鑽に励んでいます。その勉強会の報告書を紹介いたします。
2012年
- 抵当権者に対し,登記なしに時効取得を対抗できるとされた事例
最高裁平成24年3月16日判決(判例時報2149号68頁) - 催告なしに保険契約が失効する旨の約款が消費者契約法10条に反しないとされた事例
最高裁平成24年3月16日判決(判例時報2149号68頁) - 無保険車傷害保険で支払われる保険金について
最高裁平成24年4月27日判決(判例時報2151号112頁) - 建築基準法違反の請負契約は民事上有効か
(最判平成23年12月16日) - 安全配慮義務違反を理由とする損害賠償請求においても弁護士費用が損害として認められるとした判決
(最高裁平成24年2月24日第二小法廷判決) - 非嫡出子の相続分を嫡出子の相続分の2分の1とする民法900条4号但書の合憲性について
(大阪高裁平成23年8月24日決定:判例時報2140号・19頁~)